
脳卒中は以前は日本の国民病といわれるほど多い病気でしたが、治療法の進歩や医学知識の普及で、その死亡率はがん、脳卒中、心臓病の順となりましたが、死因の上位にあることには違いありません。脳卒中と一口にいっても脳出血、脳梗塞、一過性脳虚血、くも腹下出血、硬膜下出血など色々な病気がありますが、CTやMRIというコンピューター診断法が登場して、正確な早期診断と早期治療が可能となり、死亡率の低下に結びついたと言えます。脳の血管には左右に3本ずつ太い動脈があって、それから分かれた細い血管が血流に逆らうようになる部分があります。この細い血管が破れると、脳出血になることからシャルコーの脳出血動脈といわれます。特定の動脈がやぶれるので、、片麻癖とか失語症など後遺症はほぼ同じような型になります。この他に脳の表面に近いところに出血する皮質下型、深い所に破ける視床型、小脳・脳幹に出血する型と四つのパターンがありますが、出血の場所、出血量を正しく素早く診断することで予後が大きく変ってきます。なんと言っても、予防に勝る治療法はありません。寒い時期に注意するポイントを挙げてみましょう。