1. HOME
  2. 健康ファイルボックス
  3. 眼科
  4. コンタクトレンズによる眼障害を防ぐには

健康ファイルボックス

コンタクトレンズによる眼障害を防ぐには

コンタクトレンズによる眼障害を防ぐには

 ここではコンタクトレンズによる目の障害の原因を探り、その問題点と対策を考えてみたいと思います。

 2001年10月に、横浜市中区を含む全国の4地区にある医療機関で行われた調査によると、目の障害の原因として多いのは、長時間装用、レンズの汚れ、不十分な定期検査、不適切使用などでした。ドライアイやアレルギー性結膜炎といった眼自体の問題も原因になりますが、要するに正しく使われていないことが一番の原因のようです。特に量販店や眼鏡店に併設された診療所でレンズを購入した場合には、レンズの使い方やケアの仕方についての説明や指導が不十分であることが、背景にあると指摘されています。日本ではコンタクトレンズの処方や販売についての法整備が遅れており、不適切な処方や販売が行われているのも事実です。使用者側としては、眼科の専門医が検査や処方を行っている施設で、レンズの相談や処方を受けるようにしたいものです。

 目の障害を防ぐ対策として使用者本人ができることは、ひとくちで言えば正しく使うということです。定められた装用時間を守り、正しいケアを行い、きちんと定期検査を受ける、ということになります。先の調査でも、目の障害のあったグループでは、なかったグループに比べて、不規則な使い方をしている者が多く、装用時間も長い傾向があり、定期検査を受けていない人の割合が2倍も多くいました。また、使い捨てレンズや2週間で交換するレンズの使用者で目の障害を認めた人のうち、およそ1割は装用日数を守っていませんでした。いずれにしても、もう一度取扱説明書をよく読んで、正しい使い方を確認しましょう。

 最近では、インターネットなどを利用した通信販売でも入手できるようになっていますが、本来医療用具であるコンタクトレンズは眼科医の検査・処方を経てはじめて購入できるものです。多少の手間・暇はかかるかも知れませんが、正しい処方と正しい使い方が目の障害予防のために重要であることを再認識してください。

  

(最終更新:2010/1/28)