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後期高齢者診療料

 「後期高齢者診療料」とは、2008年4月にスタートした後期高齢者医療制度に伴い、新設された診療報酬点数です。主に慢性疾患をもつ75歳以上(後期高齢者)の患者さんの外来診療について、ひとつの医療機関だけが総合的・継続的に診るように制限した点数で、医学管理、検査、処置、画像診断の費用が含まれています。

 点数は月1回600点(6000円)で、実際にはこれに初診料または再診料が加わりますので、1割負担の場合で、初診の方は810円、再診の方は680円となります。また薬を処方された場合には別途費用がかかります。

 しかし、月6000円の診療報酬は医療機関側にとって極めて低い報酬であり、必要十分な医療が提供できず、「粗診粗療」となる恐れもあります。また、後期高齢者の患者さんの多くは複数の疾患を抱えており、ひとつの医療機関だけですべての病状を適確に診ることは難しいのが実態です。

 このように、後期高齢者診療料は多くの問題を抱えており、「算定しない」と意思表示をしている医療団体が多数出てきています。

(2008年5月27日現在)