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オンライン訴訟原告団 ・日肝協と懇談 請求書の集積で治療は向上せず 「義務化撤回」へ協力を要請

 レセプトオンライン請求義務化撤回訴訟原告団は2009年4月4日、新宿農協会館会議室において日本肝臓病患者団体協議会(日肝協)とオンライン請求義務化問題で懇談を行った。原告団からは入澤幹事長、高橋世話人と事務局が出席。日肝協からは西村愼太郎常任幹事、沖健一幹事が出席した。今懇談は、オンライン請求義務化の問題点を患者側にも理解してもらい、裁判傍聴の協力等を得る目的で行った。

 

 まず入澤幹事長が義務化の問題点として、①オンライン化に対応できない医師の閉院、②オンラインで送付することによる情報流出の危険性、③診療情報を集約・分析して「医療の標準化」を図ることでの保険診療範囲の制限等に触れた。

 その後意見交換では、日肝協側がレセプトオンライン請求義務化の問題を翌5日の全国難病患者団体協議会で議論することを約束。5月末の総会で取り上げるかどうかも検討するとした。

 

神奈川県保険医新聞より抜粋

(2009年4月25日・第1757号)