ゼロの会は2011年5月21日、神奈川県保険医協会・鎌倉支部とともに、JR大船駅にあるルミネ前で「まちかど無料健康相談」を開催しました。
当日は地元で開業している鎌倉支部の役員(医師・歯科医師)が相談医として対応し、延べ35名の市民が健康相談に訪れました。健康相談は午後の2時間でルミネ前の一区画にて開催しました。
医科は血圧測定、歯科は簡易歯科検診を実施し、市民からの相談に応じました。当日、相談に訪れた市民は60代~70代が中心で、医科では手のふるえ、ふらつき、足の冷えの症状などの相談が寄せられました。歯科では、歯周病に関する相談などがそれぞれ寄せられました。
「ゼロの会」については、医療費の仕組みや財源について一般の市民は知らないことも多いので、もっとこのような宣伝活動をしてほしいとの意見が寄せられました。
「ゼロの会」に対する意見は、「昔は窓口負担0割・1割だったのだから、窓口負担はなくせるはず」、「単発的に窓口負担3割は負担可能だが、継続的に受診する場合、3割は大きな負担となっている」、「歯科治療は治療費が気になり、痛くならないと行かれない」、「現在は現役世代なので3割負担は気にならないが、老後の医療負担を考えると心配」など、「ゼロの会」の運動に期待する声が寄せられました。