「ゼロの会」の著名人賛同者に、NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事の安藤哲也さんが、新たに加わっていただきました。昨年の女優・五十嵐めぐみさん以来の賛同で、著名人賛同者は37名となりました。
安藤さんは1962年生まれで、育児に積極的に関わる父親「イクメン」で知られ、現在14歳、11歳、4歳の子どもを持つお父さんです。(2012年3月現在)
安藤さんは大学卒業後に出版社などに勤務。会社員として働く傍ら、2006年11月に父親の子育て支援を目的としたNPO法人ファザーリング・ジャパンを設立。ファザーリング(Fathering)は「父親であることを楽しもう」の意味で、「イクメン」のためのセミナーや自治体や企業と提携した企画など、その回数は年300回にも及びます。
また、厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進チーム座長や、・内閣府男女共同参画推進連携会議委員なども務め、子どもの虐待防止に取り組む「オレンジリボン運動」(協会も参加)にも携わるなど、幅広い分野で活躍しています。「イクメン」の育成を通じ、子どもの明るい未来の実現を目指し、精力的に活動しています。
安藤さんは賛同にあたり、「医療費が払えず、子どもを医者に連れて行かない親もいると聞きます。子どもの命、健康を守るのは大人の責務。『ゼロの会』の理念に賛同し、共に活動します」とコメント。重い3割負担より子どもが医療を受けられない実態、窓口負担の存在に議論を投げかけています。