医療費の窓口負担 ゼロの会

安心して医療を受けられる社会へ 「第15回医療・健康フェスティバル」を開催しました

活動ニュース

2010/11/3「第15回医療・健康フェスティバル」-3市民1千名超が参加

窓口負担「ゼロ」を求める声多数

ゼロの会・事務局団体の神奈川県保険医協会は2010年11月3日、横浜そごう前の催事広場において、第15回医療・健康フェスティバルを開催しました。

メインテーマに「窓口負担“ゼロ”プロジェクト~安心して医療を受けられる社会へ~」を掲げ、さわやかな秋晴れの中、1,000名を超える参加者で賑わいました。

当日は、医科・歯科の健康相談、健康チェックコーナーとして肺年齢測定、血管年齢測定、位相差顕微鏡を使用した口腔内(細菌)チェック、さらには豪華賞品が当たる医療問題クイズを、いずれも無料で実施しました。

肺年齢測定では、行列が途切れることなく200名が参加。また、口腔内(細菌)チェックでは、歯垢を採取し顕微鏡で観察。モニターに映し出された動いている細菌に、参加者は驚きの表情を浮かべていました。血管年齢測定は、最大30分待ちとなる長蛇の列。参加者はその場で示される血管年齢に、一喜一憂しました。

また、好評の医療問題クイズは「ヨーロッパ諸国やカナダ、オーストラリアなどの先進国は、窓口負担は○○が常識!!」の穴埋め問題。日本では当たり前となってしまっている窓口負担が、諸外国では「ゼロ」であることに多くの参加者が興味を示しました。

同時に実施した窓口負担アンケートでも、半数以上の参加者が窓口負担は「無料が良い」と回答。定額負担や1割負担と答えた参加者を合わせると9割にのぼり、「ゼロの会」の目指す「負担感のない水準」の窓口負担に、多くの参加者からの同意が得られました。

医科の健康相談では主に高齢の市民の相談が多く、相談内容は血圧に関することから胆石、精神疾患、整形外科領域まで幅広い相談が寄せられました。

相談内容も、「現在通院していないが、時々左胸が痛む。どうしたらいいか」(60代女性)、「10年間クラシックバレエを、若い人たちと一緒に続けている。でも夕方からなので、朝からにしたほうがよいか」(70代女性)、「娘の左手と左足のしびれが続いている。整形外科や病院で検査しても異常がないとされた。どうしたらよいか」(60代女性)など、多岐にわたりました。

肺年齢測定では、担当医が実年齢に比べ高い数値(年齢)が出た参加者に喫煙の有無を尋ねると、「現在吸っている」、「以前吸っていた」と答える市民が大半を占め、喫煙による肺機能の低下が目立つ結果となりました。

なお、当日の参加者からは「毎月でも開催してほしい。」、「今日受けられなかった検査はどこで受けられるのか」など、1日限りのイベントに惜しむ声が聞かれました。 

ゼロの会への参加者からのコメント

●皆が安心して病院にかかれる様にお願いしたいと思います。

●このような会を初めて知りましたが、この時代、必要な活動だと思います。

●これからも安心して暮らせるよう、医療費ゼロを希望します。

●医療費がゼロになったら、良いと思います。

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